せどりおじさん

せどりの地味な毎日です。

長期在庫

アマゾンでは1年以上の在庫で、複数あるものは、長期在庫保管料として6ヶ月分の保管料をまとめて徴収されます。この制度は半年前から始まりました。

当初は何てめんどくさい制度を作ったんだと不満でしたが、今はなかなかいいと思うようになりました。思い切って処分できるからです。

正直言って一年売れない在庫にほとんど価値はありません。ほとんどコミックなのですが、1円本になってしまい、売れそうにないものばかりです。それでも過去に高い値段で売ったことのある商品だとまた上がるかもと思い、なかなか損きりできません。

でもこの制度のおかげで、損きりができます。今回は、2月15日でしたが、その3週間前ぐらいから、最安値に全部下げ(ほとんど251円です)、売れなかったものは、廃棄処分にしました。251円ですと入金額は数円から数十円で完全に赤字です。どんな小売業でも不良在庫が発生しないことはないと思うので、これが現実なんだなあと思います。

よく副業にせどりはぴったりとか月5万円くらいなら楽勝とかいう宣伝文句も目にしますが、たいていそこには、不良在庫の説明はありません。家にある本やCDを売るのであれば、いわば仕入れはただですから、気楽にはじめることはできますが、仕事としてある程度の規模でやるのであれば、どこで損を切っていくかというタイミングをもっておくことも大事です。

それがアマゾンのこの制度のおかげで半年に一回は在庫をきれいにしていくという習慣にできそうです。