せどりおじさん

せどりの地味な毎日です。

仕入れ

ひさびさの仕入れに行ってきました。のべ4店まわりました。くたびれました。あまりとれませんでした。10点ぐらいです。1月は好調でしたが、2月になって今ひとつです。年末にブックオフが買い取った商品もかなり減ったのでしょうか。3月になれば、引越しによる処分でまた商品も増えそうですが、どうでしょう。DVDだけでなくCDもやっているのですが、なかなか数をいれられません。その中でクラシックは結構高額品が見つかります。ただし、ランキングはきわめて悪いです。もっとも今までに100万位ぐらいのCDを売ったこともあるので、いれておけばいずれ売れるだろうとは思いますが、ランキングの捉え方も難しいですね。

仕入れ

確定申告も終わりましたので、明日は久々に仕入れに行く予定です。本来は、何をさしおいても仕入れを重視すべきなのですが、私は気になることがあると仕事がすすまなくなるたちで、前回の仕入れからかなり間があいてしましまた。

仕入れに行くときは、いつも1dayサンクスパスを使います。レシートの番号が10個必要ですので、一回仕入れにいって使ってしまうと、次の回のために、近所のブックオフに行って、いらない本を売り、105円の本を一冊買い、またそばにある違う店に行って、一冊売るか買うなりします。一日3枚までなので、それを2,3日続けて10個ためてから仕入れに行きます。ブックオフの人には怒られそうだけど、その分、たくさん買いますからと心の中でおわびしています。

土日のセールは行かないのかといえば、最近はあまりいきません。セールをやらない店も多いし、セールではライバルも集まるし、セールをよくやる店は、もともとあまり品揃えがよくないように感じるからです。それとお客さんが多くてせどりもやりにくいし、セールはほとんど行かなくなりました。ブックオフからのメールの頻度も下げています。

ブックオフもセールも割引券も減らしているようです。一時期はこんなにたくさん割引があっていいのかというほどいろいろありましたが、最近はあまりありません。その方が平穏な気持ちで仕入れできていいような気もします。

確定申告完了

ようやく確定申告も完了しました。確定申告というか青色申告が何かしんどいです。

弥生に打ち込むこと自体はいいのですが、最後に確認することにしんどさを感じます。仕入れの領収書は数も多くなりますし、なぜか二重に打ち込んでいることが多く、ひとつミスを見つけると他にもあるんじゃないかと気になって手戻りしたりします。

サラリーマン時代から、仕事のできる人とはどういう人かということをよく考えてたのですが、その一つに仕事の速さというものがあります。少々のミスはまあいいやと思える柔軟な人が仕事のできる人として評価が高かった気がします。はっきり言うと、領収書の一枚や二枚の入力にミスがあっても大勢には影響ないことも多いわけです。極端に申告額に違いがなければ、まあいいだろうっていう感覚も必要です。でも自分は瑣末なことであっても気になるたちなので、申告のような業務は苦手です。ミスが多発するから苦手ではなく、ミスのないようやりすぎて神経を使いすぎるから苦手ということです。

確定申告前にまとめてやるのでなく、普段からこまめに処理していくのが一番いいやり方だと思いました。

せどりの将来性

約2年せどりをやってきまして、扱う商材、仕事のペースなどが明確になってきました。自分の体力や能力に応じて得意なやり方を伸ばしていくのがよいなと思います。

ただ時々不安になるのは将来的に継続していけるのかということです。せどりというのは様々な社会的サービスの発展の上に成り立っている仕事です。ますなんといってもアマゾンがマーケットプレイスというサービスを開始してくれたからですし、ブックオフが驚異的発展してくれたおかげですし、ゆうパックやくろねこが格安の宅配をしてくれるおかげです。

この三者の中で一番気がかりなのは、ブックオフの将来だなと思っています。最悪は倒産ですが、あれだけの社会インフラになっている以上、現経営陣が失敗しても、それを買収して継続する人がでてくるでしょう。だから倒産はそれほど影響ないと思っています。

一番心配なのは、ブックオフの方針変更です。値つけを完全にアマゾン相場と一体化してしまえば、差額がとれなくなります。ただブックオフのお客はその地域の人たちですから、アマゾンで高いからといって高値にしても買う人がおらず、売れ残るばかりになるかもしれません。

第二にせどりする人を完全に排除するという方針変更が考えられます。実は可能性としてはこれが以外と可能性高いのではと思っています。ビームせどりなどは、明らかにまわりに迷惑な感じのこともあります。セールでは商品の取り合いで喧嘩したりということもあるようです。実際、ビームのみならず、せどり行為禁止という店も出ているようです。今まで自分はせどりで注意されたことはありませんが、ビームをやっている人が注意されているのは見たことがあります。

ただブックオフもせどり屋さん達の大量購入のおかげで売り上げが保たれている部分もあるでしょうから、できれば今後とも共存共栄で続いていけばよいなと思います。

もっとも後数年したら、せどりよりもよっぽど割のいい商売を見つけて自分からやめていってるかもしれませんが。

出品

私は一年半ほど前からFBAを利用しています。圧倒的に便利です。はじめてアマゾンで本を売ってみた2005年にはまだなく、注文が入るとあたふたと梱包し、メール便やゆうメールで送っていました。しかし、その作業が面倒で、これを一日10も20もになったらとてもやってられないと思い、せどりそのものをやめてしまいました。その後紆余曲折をへて、たまたまビッグトゥモローを見てFBAを知り、これならいけると思い、再開しました。たまにFBAを使うべきかという悩みをブログやメルマガで見ますが、100%使うべきと断言できます。ただし、FBA出品のための登録は面倒くさいです。私はやや神経質なところがあり、登録する際、非常に良い、良い、可のどれにするか決めるのにやたら悩んでしまうのです。またPPC袋に梱包する時にも何度もやり直してしまったり、ぐずぐず時間をかけてしまいます。その結果1時間で10冊ぐらいしかできなかったりしました。コミックの場合、100サイズの箱で50冊ぐらいですから、5時間もかかることになります。これじゃ月に何百も送るの無理だなと悩んでいた時、FBA出品代行のサービス会社があることがわかりました。そこに送るとアマゾンへの登録、梱包、シール貼りまでやってアマゾンに送ってくれるのです。今もそのサービスを使っています。とても楽です。一個105円です。不便なことは商売になるといいますが、こんなニッチな商売があるなんてすごい。サービスの品質もとてもいいです。薄利多売系のせどりをされている場合、一冊105円のコストはやや重いと思いますが、DVD,CDメインの場合、吸収できるレベルかと思います。せどり業界も新規参入の方が増えると競争も激しくなりますが、裾野が広がればさまざまな周辺サービスが増え、逆に仕事もやりやすくなるだろうと思います。

DVDケースの交換

DVDのケースというのは以外と傷んでいます。DVDせどりに取り組んだ当初は、ケースを交換するということを思いつかず、汚れをウェットティッシュでふいたりしていました。また、汚いケースのものは仕入れなかったりしました。しかし、ある時から交換するということに気づきました。新品のケースを最初、ヨドバシカメラで買ってきましたが、ケースにもメーカーがあることに気づきました。アマレーとかMロックとか止め具が微妙に違うのです。洋画などはアマレーが多いようです。しかし、アマレーは現在、新品の仕入先がほとんどありません。イギリスの会社のようですが、日本にほとんど入ってきていないようなのです。いつも大阪にある小売店から通販で買っているのですが、アマレーの在庫が全くないので、どうしてかと電話してきいたところ、理由ははっきりしませんでしたが、入荷困難だと言われました。もし仕入れ可能ならぜひ再開してほしいと頼んでおきました。Mロックは日本のメーカーらしく、今も入手可能です。1個80円弱なので、ケースにやや目立つキズやこすれがある時は交換しています。しかし、時としてオリジナルなケースにしておいて欲しいという要望もあるそうです。そういう話を聞くと、別に変えなくてもいいかとも思いますが、比較的高額なDVDばかり扱っていますので、買った人もあんまり汚いケースではうれしくないだろうと思い、交換しています。しかし、今まで一度もケースがきれいで良かったという評価も入ったことがないし、また交換していなかった時も、ケースが傷んでいたという評価も入ったことありません。どっちがいいのでしょう。

ツール

ブックオフにおけるせどりでは、検索のためのツールが必須ですね。私はアイフォンを使っています。アイフォンでアマゾンのアプリをダウンロードして使っています。バーコードをカメラで読み取る機能がついています。これの欠点はランキングが見れないことです。が、あまりランキングは見ずに仕入れているので、あまり関係ありません。前はせどりすとを使っていましたが、トラブルがずっと継続しているようで、今は使っていません。ランキングについては、もちろん高いランキングの方がよく売れるのを実感しているのですが、どのあたりまで、実際に売れるのかを試してみたい気もあり、今はほとんど度外視しています。

出品者ひとりだけの俺様価格は、あまり信用できませんが、ランキングが低くとも、出品者が4,5人いて、価格が高値安定している場合は、その出品価格は信じてもよいなと判断します。

またはじめて仕入れるようなジャンルであれば、どんなふうに売れていくのかを調べてみたいという好奇心もあり、仕入れます。思ってもみないような商品があっさり売れたりしておもしろいことも多いです。ビームについても将来的には一度チャレンジすると思いますが、おそらく利点はバーコードの読み取り力が強いということでしょう。カメラでは、少ししわがよっていたり、ビニールがぶあつかったりすると、時間がかかります。連続して大量に処理できるということも利点ですが、読み取り力が強いこともいいなと思っています。そのためには、せどりすとに代わるビームせどり用アプリもさがさないといけませんし、バーコードリーダーも買わないといけません。でもちょっと高いのが、まだ取り組んでいない理由でもあります。